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トラウマティック銀幕 特攻大作戦

guracoloパパの好きな映画は戦争映画と(マカロニも)ウェスタン。
幼少の頃から男くさい映画にさんざん付き合わされたために、
男くさい女になってしまったじゃないか!これが一番のトラウマ!

特攻大作戦



ノルマンジー上陸を控えた米軍少佐ライズマンは特別任務のためにチームを結成。
集められたのは死刑や終身刑などの犯罪者の12人。
特赦が条件とはいえ、凶悪犯に精神薄弱者、黒人に黒人差別者などなど。
汚れた12人なので、チーム名はダーティ・ダズン。
Dデイに、チームD・D。ライズマンは反対する上官を納得させるために、
模擬訓練で上官チームを見事に拿捕。晴れて特別任務を命じられ大陸に侵攻。
向かう先はフランス城館で、ドイツ上級将校とその夫人たちが集うリゾート地。
その地を殲滅すると、今後の戦況を優位に進めることができる。
作戦に向かうパラシュート機の中で、ライズマンと12人は作戦の手段を何回も反芻。
なんせ17段階もある。クセだらけの12人のチームは果たして成功するのか?

男と男がぶつかり合うロバート・アルドリッチ監督作品。
今回は特に豪華メンバーである。ライズマン少佐のリー・マービン
チャールズ・ブロンソン、ジョン・カサベテス、ドナルド・サザーランドらの12人。
ロバート・ライアンジョージ・ケネディアーネスト・ボーグナインの上官たち。
女の出る幕はない。でも、単なる娯楽戦争アクション映画ではない。
まずテリー・サバラスの暴走に始まり、そこから作戦はメチャクチャになって行き、
戦場での狂気や、感傷的にならずに結果オーライで任務を遂行する合理性を描く。
今回のトラウマは作戦を練る時に城館の模型で使われてたダックちゃん。
男くさい映画なのに、そこだけかわいいぞ。