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トラウマティック銀幕 裸の銃【ガン】を持つ男2 1/2

シリーズものってなかなか全部を網羅できない。007とか寅さんとか。
ハリポタのようにストーリーが連続していたら本当に大変。
一話完結で3作ぐらいなら…、って、これも2作目を観落としていた。

裸の銃(ガン)を持つ男 2 1/2>



ワシントンDC、ホワイトハウス。ブッシュ(パパの方)大統領は、重大発表をする。
マインハイマー博士が提唱するクリーン・エネルギー開発に大幅な予算を費やし、
エネルギーの効率化をはかる。来るべき新エネルギーの時代にそなえよう。
面白くない顔の面々は、石油・石炭・原子力発電会社の社長たち。
マインハイマー研究所で働くジェーン。特捜班警部フランク・ドレビンの元恋人だ。
博士の命を狙った時限爆弾が爆発し、捜査にフランクが乗り出す。
再会に気まずい二人。ジェーンには新しい恋人がいた。石油会社社長ハプスバーグだ。
彼は博士殺害を狙って失敗したが、誘拐に成功する。
博士の替え玉を使って、グリーン・エネルギー開発を阻止しようとする。
そこに立ちはだかったのが、フランク警部。ジェーンともヨリが戻るか?

イギリスに住んでいた頃のお気に入りはこのシリーズ前作の「Police Squad」と、
メル・ブルックスの「Get Smart」だった。
どちらもドタバタコメディだけど、「Get〜」の方がクレイジー・キャッツなら、
この「Police〜」はドリフターズだな(最近のお笑いがわからないため)。
レスリー・ニールセンの特に好きなのは、喋っているうちに変な方向にずれ、
相手を煙に捲くのはいいんだけど、自分も捲かれてしまうところ。
脇のフランクの同僚のジョージ・ケネディがものすごくいい。
体を張ってがんばるんだけど、ドジで不器用な部下がO・J・シンプソン!
コケティッシュな魅力で、いろいろ変な事をやるプリシラプレスリー
あと、関係のないところでも変なギャグが仕掛けてあって、
原子力発電会社のCMは安全性を謳い、登場する幸せ家族のペット犬の尻尾が二本。
「あいつはニセモノだ」って声に、ニセの博士以外の男たちが女性を人質に応戦。
映画のパロディもいっぱいで、同じくニールセンの「フライングハイ」と同じ路線だ。
今回のトラウマは大統領主催のパーティで踊るフランクとジェーンの変な踊り。
前半はものすごく変な振り付けで、最後はアクロバット。ぜひ踊ってみたいぞ。