guracolo docolo

摩訶不思議な guracolo ワールドへようこそ!

本日のトラ映画 狩人の夜

フィルム・ノワールが大好き。‘黒い罠’とか‘現金に体を張れ’とか…。
少ない…。好きな割にまだまだ掘り掘りが必要なこの分野。
これは大昔に観て、ロバート・ミッチャムの怖さだけが強トラになっていた。
で、超久しぶりに観直したら…、こっ、これはっ、大傑作だ〜っ!
スタンリー・コルテスのまるでメルヘンのようなカメラワークと、
ウォルター・シューマンの抒情的な音楽で成立した美的フィルム・ノワール
名優チャールズ・ロートンのたった一本の監督作品。もったいない。
この後シェリー・ウィンターズは‘ポセイドン・アドヴェンチャー’でまた水のなか、
リリアン・ギッシュは‘八月の鯨’でまたおばあちゃん役なのを観ることに。
トラポイント:そんなまたまたのデジャヴ感はロバート・ミッチャムの指の刺青。
あれ?デニーロの‘ケープ・フィアー’に似たようなのを観なかったっけ?
オリジナルの‘恐怖の岬’にはミッチャムが出ている。次観るノワールはこれだな。