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新・トラウマティック銀幕:地球に落ちて来た男

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1月10日はデヴィッド・ボウイの命日です。

まだ悲しみは癒えておりませんが、恋しい思いもつのってきております。

そこで今年の一発目はこの作品で始めたいと思います。

 

〈地球に落ちて来た男〉

ある日、空から火の玉のようなものがアメリカの辺鄙な地に落ちてくる。

数日後、ひとりの男が町に現われ、妻の指輪を店で売る。懐には指輪がいっぱいある。

やがて大金を手にしたその男は特許専門の弁護士に会いに行く。

英国人トマス・ジェロームニュートンと名乗り、会社設立に彼を雇うと言う。

最新技術のカメラやオーディオ製品などを製作する会社は大成功するが、

日々の忙しさと都会の喧騒を逃れて田舎のホテルへと向かったニュートン

ホテル従業員のメリー・ルーと恋に落ち、湖畔に新居を建てて一緒に住む。

だが、妻と子供のいる星への望郷の念が募ったニュートンはある決心をする。

 

映画が製作されたのは1976年で、ベルリン三部作のちょい前のボウイ29歳。

地球人であろうと宇宙人であろうと、息をのむような美しさ。

孤独で知性的で謎めいていて繊細でノーブルでスノッブなカリスマ。

恋人のメリー・ルーのみならず弁護士も協力者のブライス教授をも魅了。

ボウイは死なず。今ごろ砂漠の星に帰還して妻子と再会しているんだよ、きっと。

 

トラ銀ポイント:無修正

冒頭、ブライス教授と教え子の絡みがかなりハードコアだと思ってたら…

メリー・ルーとの組んずほぐれつシーンではボウイも惜しげもなくご開チン。

まさかまさかのありがたや~!こいつは春から縁起がいいわぇ~!