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本喰い虫の腹ぐあい

バリー・ユアグローの‘真夜中のギャングたち’を読了。ぶざまで哀しい悪党たちの末路。

泥棒や強盗や殺し屋や悪徳弁護士や悪徳会計士たちが悪事を企んでは、
間抜けだったりチキンだったり相手の方が上だったりしてあえなく失敗、無惨に散る。
タランティーノの胡散臭さ、コーエン兄弟の不条理、ワーナーアニメのドタバタ。
作者本人は鈴木清順深作欣二北野武のギャング映画が好きらしい。
柴田元幸氏の訳は最初はものすごく読みづらくて、句読点や語順が原文どおりかも?
他も読んでみたい腹七分。