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トラウマティック銀幕 恋する惑星

ずっとウォン・カーウェイが気になっていたのに、まだ観てないのがトラウマだった。
94年度作品だけど、金城武っていくつ?21才か22才?うわ〜!

恋する惑星



警官233号━刑事のモウは五年間つきあっていたメイにふられた。
いつも待ち合わせに使う軽食を売る店で、現れない彼女を待つ。
ふられたのが4月1日。エイプリル・フールかも?
彼女の好きなパイナップルの、賞味期限が5月1日の缶詰を毎日買い続け、
5月1日まで彼女が現れなかったら、諦めよう。で、5月1日。やっぱり現れない。
バーへ行き、次に来た女に恋しようと決め、現れたのが金髪の鬘にサングラス女。
ミステリアスな女の正体はヤクの運び屋で、インド人を使って飛行機で密輸させる。
でも、ヤクとともに消える。女は逃げたインド人と黒幕の白人を射殺。
そんなヤバイ女と知らず口説こうとするが、彼女は疲れて眠ってしまう。
とりあえずホテルに連れて行くが、眠り続ける彼女を残して去る。
早朝、ジョギングするモウの失恋の涙は汗となって蒸発し、やっと吹っ切れる。
同じ軽食の店に、やはりスチュアーデスの彼女にふられた警官663号。
新しい店員はボーイッシュなフェイ。なぜかいつもママス&パパスのあの曲を流す。
いつしか彼女は警官663号に恋をする。663号は元カノが忘れられない。
ある日、その元カノが店に来て、彼に渡してくれと鍵の入った別れの手紙をあずかる。
鍵を手にしたフェイは、663号が同僚とランチをしているのを見計らって、
部屋に何度も侵入。少しずつタオルやシーツやぬいぐるみやコップを変えていく。

男ってこんなに鈍感なのか?普通タオルやシーツが変われば気づくぞ。
特にこの633号のトニー・レオンは、いろいろ物に向かって話すクセがあるのに。
金城武が30缶のパイン(実は桃)を美味しそうに食べる時の笑顔にやられちゃう。
フェイ・ウォンは「ジュテーム・モワ・ノン・ブリュ」のジェーン・バーキンっぽい。
トニー・レオンの部屋にいろいろイタズラするのは、「アメリ」っぽいな。
謎の女のブリジット・リンって、どんな顔をしているのだろう?
スタイリッシュな映画という評判通り、映像と音楽がいい。
今回のトラウマはメイがモウをふった理由。メイは山口百恵似だけど、
モウは三浦友和に似ていないから。モウは「三浦友和のバカヤロウ!」って怒鳴る。
なんで友和が怒られなあかんねん?