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大人の絵本 エトガー・エンデ

前回、息子の原作本を取りあげたから、今回はパパ・エンデを。
ミヒャエルの‘鏡のなかの鏡’でパパの絵が挿絵に使われていて、ずっと興味があった。
日本でエンデ親子展が開催されたときの図録を神保町の‘ボヘミアンズ・ギルド’でゲット。
一見、キリコとマグリットのような画風だけど、そこはかとないダークさが漂う。
父エトガーはアトリエの暗闇で精神を空っぽにしてスケッチしたものを後年絵に仕上げる。
作品は息子ミヒャエルの世界と共通するものばかり。親子で彼方の世界の住人だったね。