guracolo docolo

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本喰い虫の腹ぐあい

スティーヴ・エリクソンの‘黒い時計の旅’読了。
白人とインディアンの混血児で巨漢のバニング・ジェーンライト。
父や兄を殺害し、ニューヨークへと逃亡、やがて作家となる。
ドイツにいる謎の依頼人のためにポルノ小説を書くが、実は依頼人ヒトラーだ。
小説の主人公はデーニア。バニングが逃亡先のウィーンでほんの一瞬見ただけで,
妄執をたぎらせる相手。
だが、男たちに死をもたらす舞踊家デーニアはバニングの事を全く知る由もない。
なぜなら、ふたりはそれぞれ別の20世紀にいるからだ。
腹八分!!!