guracolo docolo

摩訶不思議な guracolo ワールドへようこそ!

トラウマティック銀幕 特別編 死刑弁護人

学生放送局の阿武野勝彦先輩が芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した、
‘死刑弁護人’の試写会に行ってきた。場所は東中野のポレポレ坐。
光市母子殺害事件’の安田好弘弁護人を取材したものだ。
あの突然のドラえもん導入にはだれもが呆れ、非難した。一億総スカン状態。
‘悪の弁護人’と世間やマスコミは斬り捨てたのに、拾い上げたのもマスコミ。
東海テレビの司法シリーズに取り組む阿武野プロデューサーと斎藤潤一監督のコンビ。
なぜ、彼はこの事件を、麻原彰晃や林眞須美の弁護を引き受けるのか?
一般庶民には極悪非道人はまずいない、ひとは変わるものだと彼は信じる。
その信じる気持ちや検察の証拠捏造とすることに疑問符が浮かんだり戦慄を覚えるが、
撮る側は決して一定の方向を押し付けない、観る者に様々なとらえようを許容する。
残念ながら全国ネットでは放送されなかったが、40か所の地域で上映される。
次回作の‘名張毒ぶどう酒事件’は仲代達矢の主演ドラマなのに、放映は東海のみ。
そりゃ、視聴率がとれないのはわかるけど、フジテレビって…。
‘死刑弁護人’は6月30日(土)よりボレボレ東中野にて上映。ぜひご覧ください!