guracolo docolo

摩訶不思議な guracolo ワールドへようこそ!

トラウマティック銀幕 吸血鬼ドラキュラ

‘トワイライト’シリーズでティーンはロバート・パティンソンに夢中らしい。
熟女のguracoloはやっぱりクリストファー・リーさま!
でも、子供の頃のトラウマは日光を浴びたクリスさまのお顔。ボロボロボロ…。

<吸血鬼ドラキュラ>

ジョナサン・ハーカーは旅の最終目的地のドラキュラ城に到着した。
城の新しい司書として雇われたのだが、彼には固い決意があった。
暖炉には火をくべられ、料理は用意され、置き手紙には城の主が不在を詫びている。
ハーカーがひとりで食事していると、いつのまにか女がそばに立っていた。
「助けて。私を連れて逃げて。囚われの身なの。あのひとは恐ろしいひとよ」
でも、女は立ち去る。ドラキュラ伯爵が戸口に立っていたからだ。
彼は新しい司書を歓迎し、自らハーカーの荷物を持って部屋へと案内する。
伯爵はハーカーが持っていた写真に目をとめる。婚約者のルーシー・ホルムウッド。
「わたしはこれから出かけるが、城では自由にふるまってくれ」
伯爵の不在中に城をうろつくハーカー。そこへまたあの女が近づく。
助けを請う女にわけを訊こうと近づくと、女はいきなりハーカーの喉に噛みつく。
そこへ伯爵が戻る。口元に血をしたたらせた男女が争い、ハーカーは気絶する。
目覚めたらあくる日の夕方。ハーカーは絶望的な気持ちになる。
実は彼は吸血鬼を調査中で、ドラキュラを探ろうとここまでやって来たのだ。
でも、もはや時間がない。気が確かなうちにドラキュラを抹殺しなければ。
地下室に棺がふたつ。女吸血鬼の胸に杭を打つが日没に。ハーカーは伯爵に殺される。
数日後、城近くの旅籠に旅人が。ハーカーの仲間の医師ヴァン・ヘルシングだ。
音信不通のハーカーを探しているが、旅籠の主人は立ち去れと言うだけ。
その娘は近くで拾ったと、ハーカーの日記帳を父に隠れてこっそり渡す。
それを読んでヘルシングは城に向かうが、棺を乗せた馬車が猛然と出て行く。
そして、ヘルシングはハーカーを見つける。棺に眠る彼に泣く泣く杭を打つ。
カールシュタットに戻ったヘルシングはハーカーの婚約者のルーシーの家に。
ルーシーは病いだ。実はすでにドラキュラのえじきになり、手遅れとなって死亡。
次の狙いはルーシーの兄嫁ミーナ。ヘルシングとミーナの夫アーサーが立ち向かう。

ドラキュラの毒牙にかかると、清純な娘も貞淑な妻も超セクスィーになる。
クリスさまだったら噛まれてもいいや。いや、噛まれたい〜。
吸血鬼ノスフェラトゥ’のネズミ男のようなマックス・シュレットは嫌だけど。
ハマー・フィルムのホラー映画は低予算でけっこうB級ものを量産したけど、
この作品はムルナウの名作映画をリスペクトしてるのか、セットは良質。
演じる役者もクリスさまはブルーブラッドで冷酷で凶暴でセクスィー。
ヘルシングは理知的で冷静沈着で勇敢。名優ふたりの演技で永遠の名作となる。
今回のトラウマはヘルシングはドイツ人設定なのに、とてもイングリッシュ。
召使いに「旦那さま、お部屋で誰かとお話なさってましたか?」と問われ、
グラモフォンと種明かしせず、「自分と話をしてたんだ」。変人と思われたいのね。