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本日のトラ映画 アンダーグラウンド

ずっと気になっていたエミール・クストリッツァ監督作品。
戦後・チトー死後のユーゴスラヴィアの歴史をダークな幻想風に描く。
全編ヤケクソ気味のマッドハッターのティーパーティーかと思いきや、
だんだんお笑い沙汰も茶番もほころび、急に恐ろしい現実が取って替わる。
でも、妻と夫と愛人と友人、兄と弟が和解する再びファンタジックな結末。
トラポイント:愛人と相手役が劇場で演じるロボットのようなギクシャク芝居。
観客の反応もまるで団体ロボット。このシーンが一番好き。