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本日のトラ映画 アルファヴィル

千葉寺TSUTAYAで、おっ!というものを見つけた。
意外や意外。ジャン・リュック・ゴダールのSFもの!
アルファヴィルに男が到着。記者と名乗るが実はスパイだ。
彼の密命はこの都市の中枢である人工頭脳R60を作った
ファン・ブラウン博士を捕えるか、抹殺すること。
彼は博士の娘に接触して、‘大祭典’の取材許可をとりつける。
でも、それは祭りではなく、プールで行われる奇妙な公開処刑
罪名を訊くと、妻の死に泣いたとか、理論的な行動に反したとか。
アルファヴィルとは愛や芸術のない、機械に支配された社会だった。
ゴダール映画でピカイチの面白さ。ダークでシュールで、どこか笑える。
相変わらずラウル・クタールのカメラが冴えわたる。赤外線っぽいのとか。
トラポイント:R60内で働く科学者たちの部屋の机の上に立つ女性。
無言でただつっ立っている。時にはスッポンポンで。何かの装置?