2012-05-11 大人の絵本 レオノール・フィニ 大人の絵本 シュールレアリズムの女性画家は美人揃いだけど、このひとが筆頭かも。 もっとも本人はシュールレアリストと呼ばれるのを生涯拒否していたらしい。 そりゃそうでしょ。ブルトンは女性をミューズと奉るけど、まるで官打ち。 才能花盛りの彼女たち女性画家たちを認めたがらなかった。男の嫉妬はいやらしい。 そんな狭小な心の男たちを置き去りに、シュールに鉱物人間にエロティシズムに、 劇的に変幻自在に作風を変えながら、レオノールは己が道を行く。カッコイイ!