本喰い虫の腹ぐあい
ショーン・タンの‘遠い町から来た話’を読了。摩訶不思議いらっしゃ〜い！
このひとの‘アライヴァル’はちょっと前に大人の絵本でとりあげたけど、
今回は話付き、言葉付き。その分わかりやすいかと思うとさにあらず。想像力は必須。
摩訶不思議な出来事が起こる舞台は都会や田舎じゃなく、ちょっとした郊外の住宅街。
相談すると黙って方向を指さす水牛、ただそこにいる棒人間たち、
屋根に来て大切な思い出を持ち去る巨大トナカイ、壊れたおもちゃを持った潜水夫。
お気に入りは小さな交換留学生エリック。手紙とともに置いていったものが素敵！
すっかりこのひとのファンになってしまった。今後も追っかけるぞ。腹七分。
