トラウマティック銀幕 マタンゴ
キノコは大好き。ほぼ毎日食べてる。シイタケとかマイタケとかマッシュルームとか。
キノコ狩りは行ったことないなあ。毒キノコとか笑いタケとか採りそうだし。
人間の体に生えるキノコはって?水虫みたいなのを想像したぞ。
<マタンゴ>
男5人、女2人を乗せたヨットが嵐に遭遇し、無人島らしき島に上陸。
水と食べ物を求めて島を探検すると、難破船を見つける。
乗組員の生存者も死体も見つからず、なぜか船内はカビで覆われている。
船籍不明だが放射能海域の調査船かスパイ船で、研究室には巨大なキノコの標本が。
‘マタンゴ’と表示されたキノコは、食べると神経が侵されるから食用禁止とある。
結局目当ての食べ物は缶詰だけで、それも一週間ほどしかもたない。
島で食用に出来るものはほとんどなく、海藻やウミガメの卵ぐらいだ。
しだいに食糧や女性をめぐる仲間割れが頻発するようになる。
船主のある大会社の御曹司の笠井、学費や家族の面倒を見てもらった社員の作田。
御曹司の愛人のクラブ歌手マミ、彼女に横恋慕の人気作家吉田と雇われ船員小山。
大学の心理学教授の村井と教え子の明子。ふたりは恋愛関係にあるが危ういものに。
まず、吉田がキノコを食べ、小山を射殺してマミと共に山中へと逃げる。
次に、マミが笠井を山中に誘い、キノコを食べさせて仲間に入れる。
難破船の乗組員だった者も加わり、キノコ人間たちは群れをなして村井と明子に迫る。
御曹司やその社員でヨットの艇長、売れっ子作家にはモデルがいるらしい。
当時、六本木でブイブイ言わしていたあのひととあのひととあのひとらしい。
変身人間シリーズの番外編だけど、キノコ人間よりも醜く争う人間の方が怖いかも。
一応、キノコ人間マタンゴを天本英世さんやゴジラの中島さんがやってるんだけど…。
みんなでいけないキノコを食べてラ〜リラリって感じの映画だと思っていたら、
最後にゾクっとくる結末が今回のトラウマ。ネタバレになるから言わないよ〜。