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摩訶不思議な guracolo ワールドへようこそ!

2012-01-01から1年間の記事一覧

トラウマティック銀幕 ブルーベルベット

映画界の反逆児デニス・ホッパーが亡くなってから、まあまあたったなあ。 彼の代表作と言えばやはりこの作品かな?かなり遅ればせの追悼。 強トラ監督デヴィッド・リンチ作品の中でも極めつきの映画! <ブルーベルベット> 青い空、赤いバラ、赤い消防車、…

大人の絵本 ウォルター・ゴーブル

前回取りあげたエドマンド・デュラックの小型版って感じかな? 20世紀初頭に活躍したイギリスの絵本画家のウォルター・ゴーブル。 水辺に遊ぶ子供や背中に羽のある妖精たちもキュートだけど、 このひとの真骨頂はやはり日本やインドなどが舞台のオリエンタ…

TVタッグる 勇者ヨシヒコと悪霊の鍵

最近、年のせいか12時をまわるともうだめ。起きてられない。 今クルーは深夜枠がかなり充実しているようで、きちんと録画セットをしないと! まずは、待ちに待っていた勇者ヨシヒコの2シーズン目。低予算の冒険活劇。 アイデア勝負の面白さは健在。相変わ…

トラウマティック銀幕 愚なる妻

シュトロハイムと言えば、「サンセット大通り」での大女優に使える運転手役。 でも実はこの女優の元夫で元監督。そして実生活でも元監督。 噂ではいろいろ聞いてるけど、このひとの監督作品を観るのは初めて。怖いよう〜。 <愚なる妻> モンテカルロ郊外の…

食魔人【くいまじん】現る!

出没したのは千葉市美術館近く、裏通りでわかりづらい場所にある‘幸福軒’。 実は豚骨ラーメンは大好きなのに、体質的に合わないのかお腹をこわす。 千葉にもある有名店の一○堂とか、○蘭とかはけっこう大変なことになる。 でも、なぜだかここのは大丈夫。♪な…

トラウマティック銀幕 そして誰もいなくなった

うちの裏の前栽に〜すずめが三羽と〜まって〜♪ 歌に合わせて殺人事件が起こるのは、‘悪魔の手毬唄’が強トラ映画。 でも、こんなのもあったなあ。十人の娘が旅に出た〜滝に打たれて一人目が死んだ〜♪ <そして誰もいなくなった> 小船の中に老若男女が8人。…

ジャケ喜利

題目:この写真にセリフをつけてみてください。「だ、だれかキンチョール持ってきて〜!」<マークの幻想の旅/ゴブリン> 映画サスペリアがあまりにも怖かったので、長らくこのバンドを避けていた。 で、怖くなくて良かった〜。ジャケットは虫だけど…。それ…

なんだか変なもの

‘−5歳の着やせパンツ’というワコールのCMに目が釘付けになる。 下着姿の女性がハミガキしながら自分のお尻を両手で持ちあげる。 二の尻を上げるそうだが、そのプルッン!って感じに思わずドキッ! 同シリーズで前回流れた‘−5歳をめざすブラ’もまたすごか…

トラウマティック銀幕 Uボート

実は閉所恐怖症っぽい。エレベーターが苦手。 飛行機も苦手。潜水艦なんか絶対に乗りたくない。 真っ暗な映画館の中でこれを見ると、よけい息苦しくなっちゃうよ。 <Uボート> 新たに艦長を迎え、フランスの港を出港するUボート。 任務は大西洋上を行く連…

今月のトラ映画

いかにトラウマティックであるか、ただそれだけのものです。頸髄損傷で全身麻痺の大富豪フィリップが雇ったのは、前科者で介護の素人ドリス。 ドリスが家庭の事情でやめると、介護の有資格者たちが採用されてはクビに。 プロのはずなのに揃いも揃ってマヌケ…

TVタッグる

録画しておいたテレ朝の‘みをつくし料理帖’を観た。 高田郁の原作はシリーズ一冊目でリタイア。甘めでウェットなのがちょっと苦手。 だけど、TVドラマ化はかえってそれがうまくマッチしているような。 澪役の北川景子はたぶん原作のイメージからはかなり違…

トラウマティック銀幕 電送人間

変身人間シリーズもこれ一本残すばかり。観ちゃおう。 で、主演が鶴田浩二。似合わんぞ〜。東宝にいたんだ〜。 だって、変身人間なんか片っ端から長ドスでやっちゃいそうだから。 <電送人間> 遊園地のスリラーショウ‘悪魔の洞窟’で、客の男が殺害される。 …

大人の絵本 ジョン・ブランシュ

神保町の‘KEIZO BOOKS’で見つけた、ヘンリー・ウォルフ原作の ‘The Prince And The Woodcutter’。 王位を奪われた王子と、彼の呪いを解く命よりも真実が大事とする木こりの物語。 このひとのことは詳細を全く知らず。イギ…

本喰い虫の腹ぐあい

横田増生の‘評伝 ナンシー関’を読了。標語にしよう。「心に一人のナンシーを」山藤章二のナンシー関評は「文章100点、絵20点と横の一言10点で130点」。 でも、雑誌は病院や美容院だけで読むので、消しゴム版画家としてしか知らなかった。 どれだけ…

なんだか変なもの

京都御所の近くをぶらついていて見つけた護王神社の入口でビックリ! 普通二対で並ぶのは狛犬や狐さんなのに、イノシシ?狛猪であうん? ここは和気清麻呂が祭神で、宇佐に追放されたばかりでなく刺客を送られた清麻呂を、 山中どこからともなく現れたイノシ…

トラウマティック銀幕 マタンゴ

キノコは大好き。ほぼ毎日食べてる。シイタケとかマイタケとかマッシュルームとか。 キノコ狩りは行ったことないなあ。毒キノコとか笑いタケとか採りそうだし。 人間の体に生えるキノコはって?水虫みたいなのを想像したぞ。 <マタンゴ> 男5人、女2人を…

本日のおやつ

映画を観るまえに小腹を満たそうと、おやつと言うより軽食をとる。 四条烏丸の‘志津屋’のカルネとビフカツとたまごのミックスサンドイッチ。 ちょい飲みビールをやりながら、連れと分け分け。 あまりの美味さに、思わずガッツリ行きたくなったぞ!

なんだか変なもの

帰省中の楽しみのひとつが関西のローカルCM。 超久々に‘関西電気保安協会’のCMを見た。 これは毎回、保安協会のひとと主婦がやりとりする超ロングランもの。 ちなみに関西人ならみんな♪かんさい〜でんきほ〜あんきょ〜かい♪と歌える。 今回は人形を使っ…

TVタッグる〜!

只今、帰省中。ほぼ2週間の予定。録画予約はちゃんとしたつもり。 テレ東の火曜日9時の‘開運!なんでも鑑定団’は絶対に欠かせない大定番。 イギリスにいた頃のお気に入り番組‘アンティーク・ブロードウェイ’と似ているけど、 こっちの方が鑑定が多岐に渡る…

トラウマティック銀幕 野いちご

ちょっと前に観た、驚愕のラストと言われた‘シャッター・アイランド’で、 一番驚いたのはマックス・フォン・シドーが出ていたこと。お元気そうで何よりです。 で、彼の若い頃が見られるこの映画を久しぶりにもう一度。 <野いちご> イーサク・ボルイ、78…

ジャケ喜利

題目:この写真にセリフをつけてみてください。「しまったぁ〜、俺、猫アレルギーだったんだ〜!」<Infected/The The> NW。マット・ジョンソンのソロ・ユニット。 音だけ聴けばブリティッシュ・ソウルっぽいけど、歌詞が凄まじい。 A面3曲目の‘Heartl…

今月のトラ映画

くどいようですが、オススメ度とか満足度とかではありません。 いかにトラウマティックであるか。 それだけです。りりこにかかった初期投資や維持費はかなりのもの。 桃井かおりママのプロダクションは太っ腹だね。コスパ悪そうだけど…。 で、懲りずに今度は…

トラウマティック銀幕 大菩薩峠

これは実はラストだけ知っていた。で、なんであんなことにってのがトラウマでした。 盲目の浪人が茅葺き屋根に乗っかったまま、洪水の川を流されて行く〜。 <大菩薩峠> 大菩薩峠を行く二人の巡礼。年老いた老人と孫娘のおまつ。 おまつが水を汲みに行って…

大人の絵本 河原朝生

フレスコ画、手が小さく丸みをおびた人物像は一見、とても有元利夫っぽいけど、 こちらはどこかダーク・ミステリー調。主人公は謎めいた黒スーツの男。 なにげにナイフを手にしていたりする。あ、首が、手が、切りおとされている。 他にも人魚やアルレッキー…

本喰い虫の腹ぐあい

氏家幹人の‘武士マニュアル’を読了。知りたくないけど必要な正しい切腹のやり方。「武士道と云うは死ぬことと見つけたり」と言われるものの、 戦国の世の武士と太平の世の江戸期の武士とは大違い。マニュアルも大違い。 塚原ト伝によるマニュアルは毎食湯漬…

トラウマティック銀幕 M

先週の‘エル’の次なら、当然これでしょ?って、アルファベットだけ? 実は内容もリンクしているような。妄想狂に変質者。トラ銀らしいでしょ。 <M> 子供たちが輪になり遊んでいる。‘斧で首をチョッキン、黒い服の汚い人が来る〜♪’ 「そんな歌はやめなさい…

ジャケ喜利

題目:この写真にセリフを付けてみてください。「アメリカン・クラッカーって手にぶつけるとすごく痛いから、腰が引けるのよね〜」<Flex/Lene Lovich> 前回登場したニナ・ハーゲンの魔女友。こちらもスゴイよ。 売れない時にアルバイトでスリラー映画の音…

TVタッグる ワイルドライフ

なんか最近のTVは面白くないなあって思いながらも、 録画のメモリー不足になること多々あり。ここらで仕分けせんといかんなあ。 ‘とりあえず録画’はやめて、どうしても見逃せない番組にタッグを付けるとしよう。まずは月曜日の夜8時からNHK・BS2の‘…

トラウマティック銀幕 エル

先鋭的なインディー・レーベルの創始者マイク・オールウェイは、 ブニュエルの信奉者。だから、レーベル名はこの映画にちなんだって。 <エル> 教会でフランシスコはある美しい女性に心を奪われる。 名家の出の彼は土地をめぐる訴訟がうまくいかず、弁護士…

大人の絵本 ボネック兄弟

神保町のボヘミアンズ・ギルドで見つけた。またひとめぼれって、惚れやすいね。 フランスのアランとダニエルのボネック兄弟。登場人物も背景もお互いそっくり。 ふたりとも海辺のリゾート地が舞台で、美しい花々やユーモラスな動物を描くが、 色に深みのある…